IDEMITSU IHATOVE TRIAL

イーハトーブ新聞

イーハトーブ新聞 2017 vol. 1
出光イーハトーブトライアル大会通信

第41回大会は新たな1ページとなります戻る

 今年の41回大会は大会創設時の原点に立ち返り、「本物のトライアルの提供」と「次世代の育成」をテーマに新たな1ページにしていきたいと思います。
 「国際A級以上のスキル」を参加条件にした「スポーツクラス」を新設、国内トップクラスのライディングテクニックを間近で堪能してください。また、昨年テストトライで始めた10代前半の子供たちを対象にした(親子バイク教室のステップアップの教室)「こどもアドベンチャートライアル」を拡充し、よりオフロードバイクの楽しさを体験、近い将来免許を取得してもらい本大会に参加するきっかけ作りにしていきます。
(大会会長 成田匠)

奥中山本部、受付会場変わります戻る

 昨年まで本部、受付場所は奥中山センターハウス駐車場側でしたが、今年は反対側のゲレンデ側となります。同封の会場案内図で確認して下さい。

スポーツクラスのコースについて戻る

 今回のスポーツクラスの開催について、もう一つの事情があります。昨年大会終了後の台風10号で岩手県沿岸部は大変な被害を受けました。特にも大会コースとなっている安家川流域は40年間変わらない美しい渓相でした。今年走っていただくと人目で分かりますが、まったく違う場所のようになっています。山間部の林道については多数のがけ崩れや、崩落があり、二日目の蓬森へ向かうルートの確保が最大の難関でした。公式FBでご覧になっている方はご存知だと思いますが、実行団員の必死のコースの復旧作業、森林管理署との交渉を経て、昨年までのコースが確保できました。但し、コースはクラシックのセクションが数キロにも連続で通過しなければならない状況なので、技量的に国際A級以上という条件をつけたのも一つの理由です。今年4名の参加ですが、彼らでも体力的にはかなり厳しいコースとなっています。

クラシック・ヒームカコースについて戻る

 スポーツクラスのところでも説明したとおり、昨年の台風の影響で、二日目のコースが一部変更となっております。安家小学校前のセクションのあと、県道(舗装路)を約30キロほど移動するコースとなります。実行団は新規の林道(出来るだけ舗装路を走らないような)を捜索したのですが、軒並み土砂崩れの影響で通行できない状況でした。一般道路の復旧が優先されるので仕方が無いことなのですが、来年以降は以前のようなイーハトーブらしいコースを模索していきます。

上外川牧野のセクション戻る

 及びコースの注意事項について例年一日目の目玉セクションとコースとなっております「上外川牧野」のNo.9「黒べこセクション」の後の、No.10(島セクション)、11(半島セクション)周辺が風力発電の大型風車の工事が始まっています。大会期間中は工事を休止してもらっていますが、島セクションと半島セクションの間の移動はコースを外れることの無いように十分に注意してください。間違っても工事現場のほうへ降りることが無いように!!

給油について戻る

 今年もガソリンの預かり給油ポイントまでサポートカーで搬送します。詳細は同封の「ガソリン預かり」の書類を確認して下さい。例年の安家元村「かむら旅館」での給油で大渋滞を起こしておりました。対策として、今年は給油の後現金のやり取りはなくして、二日間の給油の合計リッター数の代金をゴール後に徴収します。給油後入れたリッター数を待機している実行団員に報告して下さい。「例」ゼッケン○○番 照井 1.5リッター」0.1リッター以上は切り上げでの清算で、リッター150円とさせていただきます(二日間合計3.2リッターの場合は4リッターの清算で600円となります)。ちょっと割高ですが、トイレ休憩とおもてなしのドリンク他を考えると決して高い金額ではないとご理解ください。
(奥中山担当 実行団団長 家村泰典)

給油は2回、いずれも約40キロごと戻る

 ネリ・ブドリの給油タイミングは、スタートして約42Km走行後の出光小山田商店安代給油所と、昼食をはさんで約40Km後の出光小山田商店安比給油所で行ってください。午前中は10箇所のセクション走行を含み消費量が多くなると思われますので、心配な方は安全な容器に1リットル程度の予備ガソリンを持参してくださいね。

林道での伐採・搬出作業あり!戻る

 今年は例年よりも山間での伐採と木材搬出作業が多いです。林道では大型車両が対向してくることを前提とし、いつも以上に注意して走行してください。またライトは必ず上向き点灯、追い越しは見通しのよい直線で行い、まちがってもカーブで右車線へのはみ出しがないように!

水・補助食が有効戻る

 スタートから昼食までは約72Km走行を予定していて、これは全長の4分の3にあたります。さらに10箇所のセクショントライがありますので準備している我々も正直疲れました(歳です)。疲労予防のためには飴やチョコなどをポケットに忍ばせておいて、適切なタイミングでの給水と補助食摂取が有効です。準備からライバルに差をつけましょう!

スタート・ゴールのトイレは2台にしました戻る

 本部裏のトイレが認知されてきたためか、昨年はご迷惑をおかけしましたので今年は2台に増やしております。

食べすぎ注意!「安比亭バイキング」提供は11:00から戻る

 昼食は人気の「安比亭バイキング」を今年もご用意。これまでうっかり食べ過ぎて午後のスコアを落とした方多数、ポスターのコピー「人間を磨け」というのはこのことを言っているのかもしれません。なお提供は11時からとなり、それ以前に到着しても時間まで待っていただくことになります。

自賠責有効期限と車体番号のチェックをしっかりと戻る

 参加者の安心確保の観点から、今年は車検で自賠責証書と車体番号の突合を行います。まれに番号がちがっている場合がありますので、必ず事前にチェックしてきてください。

ヘルメット、ブーツ、ウェアの装備はしっかりと戻る

 体を守るこれら装備が非常に重要なことは言うまでもありません。大会特別規則(9)ではこれら装備が本人の安全確保にとって不十分と主催者が判断した場合には走行停止を命じることがある、としております。
 著しく古いヘルメット、体の動きを妨げるような受け狙いのコスプレウェアなどをスタート前に確認した場合、代替品がない場合には走行停止とさせていただきますのであしからずご承知おきください。

ネリは30周年戻る

 誰もいってくれないけど?実は今年ネリ30周年です。ヨチヨチ歩きで始まったあのネリがもう立派な年齢となりましたが、準備する我々はヨチヨチからヨボヨボになりつつあります・・・参加者の皆さんが怪我無く無事故で完走されることが一番のお祝いです。
 今年も合言葉は「笑顔で帰宅」ですよ!
(安比担当 イッシー 石山 洋治)

今年コースマーカーのデザイン変更となっております。戻る

 昨年まで、左折は「青の左指示」右折時「赤の右指示」直進は「黒の直指示」でしたが、今年は「赤ベース 白矢印」のシンプルなマークに統一し、左折、右折、直進じはすべてその向きに矢印で示す方式に変更となります。コースミスなどが無いように注意してください。

今年は完走者に完走タオルを進呈!戻る

 例年、冠協賛社の出光興産株式会社様よりご提供いただいているキャップは、今年はマフラータオルに代わります。ただし、もらえるのは「完走者」のみ!ぜひ、カッコいいマフラータオルをゲットすべく完走を目指してください!

募金活動の報告戻る

 昨年の台風10号の後、募金活動を呼び掛けたところ、第1弾として、今まで参加いただいた選手、実行団員他関係者25名3団体から463,350円の募金が集まり、10月29日にストーブ3種類28台(灯油付)電気コタツ10台を安家川流域の被災者へ届けました。また、第2弾として「トレックフィールド」さん「モトスペース ウィンディー」さん「岩手モータサイクルフェスタ」で募金していただいた募金と第1弾の残金を合わせ、746,966円を安家元村地区で地域の薪の支援をしている団体「お福わけの会(会長 森子芳和)」へ寄付いたしました。
 今回の活動に対して、岩泉町長から2月に御礼の手紙と直接お電話でも御礼を頂きましたことをご報告いたします。
(事務局 照井・晴山)